みなさんロッドのグリップ素材、コルクとEVAの違いについて考えたことはありますか?。リールシートについてはダイワ、シマノ以外の各社は富士工業のものを使用していると思いますが、そのリールシートにつけるグリップについてはロッドメーカ毎にオリジナルだと思います。全モデルに同じ素材を使用しているメーカもあれば、スピニングはコルク、ベイトはEVAと分けているメーカもあります。
ではコルクとEVAの違いは何でしょうか?。 私が思うところコルクとEVAの違いは以下のようになります。 ●汚れにくさ 汚れにくさはEVAの特長です。ほんとにいつまでもきれいです。それに比べてコルクは徐々に黒ずんでいきます。 ●感度 感度はコルクが上です。実際にはリールシートを持つのでグリップの素材は関係ないのでは?とも考えられますが、EVAは振動を吸収することは間違いなので差は出てくるでしょう。同じモデルで比較はできないのですが、私は体感できる(している)と思っています。 ●耐久性 耐久性はコルクの方が上でしょう。コルクは使い込むと黒ずんで汚くはなったり、隙間に埋められたおがくずが取れたりしますが、性能的には変化ありません。それに対しEVAは使い込むとだんだんへたってきます(柔らかくなる)。また、熱に弱く、熱い車内に放置すると縮むらしいです。私はそういう経験はありませんが、ネット上でたまに目にします。 ●デザイン これは人により違うとは思いますが、汚れにくさとあいまって一般的にはEVAの方が良いのではないでしょうか?。 ●重さ&金額 それほど違いはないでしょう。良く分かりません。 各メーカの使い方を見るとやはり性能重視というか感度を重視する場面ではコルクが使われるようです。これは性能重視を売りにしているバトラーで採用されている点、コンバット系、デストロイヤ共にシビアな釣りを要求されるスピニングはコルクを採用している点から見ても明らかです。 デストロイヤについてはグラスのモデルはベイトであってもコルクを使っています。感度が悪いグラスの欠点をグリップで多少なりとも補おうとしている表れではないでしょうか?。 ただ性能的にはコルクが上だとしてもコンバット系、デストロイヤ共にベイトにはEVAを使うところから、いつまでもきれいでいるという見た目上の良さも重要視しているということでしょう。 私はコルクオンリーが良いですね。リールシート回りのデザインを統一したいと思っていますので、それなら「性能のコルクで統一」ですね。EVAのスピニングはちょっと遠慮したいですから。 実は私、デストロイヤのように機種毎にリールシート、グリップが変わるのは統一感がないので嫌いなんです。 みなさんはどう考えますか?。
| タックル::ロッド | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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