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itoについて
最近メガバスから新製品が続々登場していますね。メガバス人気のかげりを察して焦っているようにも思えますが、ユーザには良いことです。その新製品の中でitoからのものが結構多いですね。最近出たMR-X、スライドシンカー、Q-GOのうち、メガバスなのはMR-Xだけでしょう。

普通のメガバスとitoって何が違うのでしょうか?。見た目にはパッケージが違います。メガバスは緑台紙の普通のパッケージですが、itoはG.DOG-Xのようなプラスチックボックスです。

では中身はどうでしょう。本当にカタログに書いてあるようなitoエンジニアリングという組織がメガバス内にあり、特別な開発しているのでしょうか?。まあこれはあってもなくてもどうでも良いですね。ユーザには関係ありません。
そんなことよりもっと根本的な違いがあります。それは販売形態です。

通常のメガバス製品と違ってito製品は問屋経由のショップには入荷しないそうです。これはメガバス直取引のショップからの情報です。そのためにメガバスのカタログにはito製品は記載されていないそうです。メガバスのカタログは問屋経由のショップにも配布されるため入荷もしないのにito製品が載っていたのでは混乱を招くとの配慮だそうです。そして今夏にitoカタログが発売され(カタログが販売されるのも疑問だが)、メーカ直取引のショップに配布されるそうです。

問屋経由のショップにito製品が入らない理由ですが、メガバスの営業さんの話によると(ショップ経由で)、ito製品はメガバス製品と違って特定のシチュエーションでかつ正しい使い方をして初めてその効果を得ることができる使い手を選ぶ製品のため、そういう指導のできないショップには卸せないとのことらしいです。初心者の方がメガバスメガバスと世間で騒がれているのでちょっと使ってみようと思ってito製品を使っても効果が得られないばかりか、メガバスってこんなものかということになり、そういう話が広まるのを危惧しているとのことです。実際、できるだけ使いこなせる人に売るように言われているそうです。また生産数も抑えるそうです。生産調整とも取れる発言ですが、作りすぎて使いこなせない人への販売を抑える目的と受け取っておきましょう。
このように聞くと「なんだメガバスはユーザを差別するのか!」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、本当にバス釣りをはじめたばかりの方を対象にしていると思います。確かに「ペンシルベイトって何?」って人が「これキレイ!」っていってスライドシンカーを買っていって「このトップウォーター沈むじゃん!」って「メガバスって人気がある割に不良品を売ってる」って噂を流されて困るだろうなとは思います。ちょっと矛盾だらけの極論に聞こえるかもしれませんが、私的にはメガバスの考えはわからなくもないですね。

ただ私は密かにこれは表向きの理由で実はプレミア・抱き合わせ販売の温床となっている問屋経由の流通量を減らす目的があるのではないかと勝手に想像しています。当然工場の生産数は決まっているのでito製品を作ればそれだけメガバス製品は作れなくなります。プレミア・抱合せ販売はユーザへのイメージが良くないですからねえ。それをなくそうというメガバスの対策の一環かもしれません。
ちょっとメガバス寄りの考えですが、みなさんはどうお考えですか?。もっとビジネスライクな考えもあるのではないですか?。



| 情報 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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