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このサイトをご覧いただいている方は少なからずウンチク好きな方ではないでしょうか?。なぜなら私がウンチク好きだからです(ちょっと強引?)。
そんな私を含めウンチク好きな皆さんにピッタリなルアーウンチク本を紹介します。 ズバリ『加藤誠司 バスルアー活用マニュアル』です。 いつ発売されたかわかりませんが、最近本屋で見かけて立ち読みしたら「オオ!これは!」と思い、リアクションバイトしてしまいました。この本はタイトルの通り加藤誠司氏著書で氏がダイワ→ラッキークラフト→ジャッカルと渡り歩いて開発したルアーを中心に有名どころのルアーについて氏自らのコメントがまとめられています。 ざっと読んでみてメガバスへのライバル意識をヒシヒシと感じました。G.DOG-XやX80などのコメントで「サミーやBフリーズを参考にうまくまとめた」と言わんばかりでした。ただメガバスをかなり認めている点がやはり優秀なルアーデザイナーなのでしょう。優れているものは優れていると言わずにはいれないといった感じです。 ルアーについて深く考えたい方はこの本を読んで「釣れるルアーとはいったい何か?」を考えてみるのも良いと思います。外見に惑わされないルアーデザイナーならではの視点で語られているので得るものは多いと思います。
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私が愛してやまない都田ダム。「都田ダムの何がそんなに良いんだろうか?」と自分自身考えて見ると、まず環境がいいことが何よりですね。本当に静かで湖上に浮いてるだけで気分がいいです。春には桜、ツツジ、夏には深緑、秋には紅葉といった植物や空の色、雲の形、動き、それらを間近に感じることができ、風流の代名詞である「花鳥風月」を名乗っている私にとっては最高な環境です。
また通い込み&減水時に湖底を見たことにより、湖の構造を理解しているためウィークデーに考えた戦略を試すポイントがすぐ決められ、レベルアップが早いと思います。具体的には「水中の立ち木群の上っ面にクランクを通したいとき、立ち木群の上っ面が水深4mのところはどこか」といった問いにすぐさま「ポイントAとポイントBだな。Bは水通しも良いな」などと回答がでます。 この辺のことは私の個人的なことですが、バスレイクとしての都田ダムの魅力はどうでしょうか。 私は都田ダムにゴムボート時代から通算で7年通っていますが、その経験の中で都田ダムほど面白い湖はないと断言できます。 まずサイズ(規模)についてですが、エレキのみで釣るには丁度良いサイズで、広く探れば1日で1周釣りきることは可能ですし、シチュエーションで絞り込む釣りにおいても、同様のシチュエーションのポイントが数ヶ所はあると思いますのでパターンフィッシングの実践も可能です。 次にリザーバにおいて貴重となるシャローについてですが、上流域、中流域、下流域にそれぞれシャローがあります。上流域にはもちろんバックウォータ、中流域は水中島、下流域は観音島周辺と全て周年好ポイントになっています。 次に釣れ具合についてですが、よく「都田ダムは釣れない」、「釣れる気がしない」という人や良いシーズンのみ来る人がいますがそれは勿体無いの極みです。確かにプレッシャーが高く、アベレージサイズも小さいですが、決して釣れない湖ではありません。というより釣り方が当たれば釣れるし外せば釣れないわかりやすい湖です。また豆のパターンの延長にレギュラーサイズ、デカバスがいないので、パターンを煮詰めるのには最適な湖だと思います。 さらにポイントも目に見える立ち木から水中の地形変化など掘り下げれば掘り下げるほど奥が深く、「7年通った私にも都田ダムは見えた」という気にはとてもなれません。私が未熟だということも大きいのですが、ポイントが豊富で変化に富んでいるので釣りをしていて楽しいです。 こんな都田ダムに通えるところに住んでいながら通わないのは本当に勿体無いことです。バス釣りにハマっていて本気でうまくなりたい人はアルミ+フットコンエレキで3年通えば離れられなくなりますよ。
| フィールド | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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みなさんロッドのグリップ素材、コルクとEVAの違いについて考えたことはありますか?。リールシートについてはダイワ、シマノ以外の各社は富士工業のものを使用していると思いますが、そのリールシートにつけるグリップについてはロッドメーカ毎にオリジナルだと思います。全モデルに同じ素材を使用しているメーカもあれば、スピニングはコルク、ベイトはEVAと分けているメーカもあります。
ではコルクとEVAの違いは何でしょうか?。 私が思うところコルクとEVAの違いは以下のようになります。 ●汚れにくさ 汚れにくさはEVAの特長です。ほんとにいつまでもきれいです。それに比べてコルクは徐々に黒ずんでいきます。 ●感度 感度はコルクが上です。実際にはリールシートを持つのでグリップの素材は関係ないのでは?とも考えられますが、EVAは振動を吸収することは間違いなので差は出てくるでしょう。同じモデルで比較はできないのですが、私は体感できる(している)と思っています。 ●耐久性 耐久性はコルクの方が上でしょう。コルクは使い込むと黒ずんで汚くはなったり、隙間に埋められたおがくずが取れたりしますが、性能的には変化ありません。それに対しEVAは使い込むとだんだんへたってきます(柔らかくなる)。また、熱に弱く、熱い車内に放置すると縮むらしいです。私はそういう経験はありませんが、ネット上でたまに目にします。 ●デザイン これは人により違うとは思いますが、汚れにくさとあいまって一般的にはEVAの方が良いのではないでしょうか?。 ●重さ&金額 それほど違いはないでしょう。良く分かりません。 各メーカの使い方を見るとやはり性能重視というか感度を重視する場面ではコルクが使われるようです。これは性能重視を売りにしているバトラーで採用されている点、コンバット系、デストロイヤ共にシビアな釣りを要求されるスピニングはコルクを採用している点から見ても明らかです。 デストロイヤについてはグラスのモデルはベイトであってもコルクを使っています。感度が悪いグラスの欠点をグリップで多少なりとも補おうとしている表れではないでしょうか?。 ただ性能的にはコルクが上だとしてもコンバット系、デストロイヤ共にベイトにはEVAを使うところから、いつまでもきれいでいるという見た目上の良さも重要視しているということでしょう。 私はコルクオンリーが良いですね。リールシート回りのデザインを統一したいと思っていますので、それなら「性能のコルクで統一」ですね。EVAのスピニングはちょっと遠慮したいですから。 実は私、デストロイヤのように機種毎にリールシート、グリップが変わるのは統一感がないので嫌いなんです。 みなさんはどう考えますか?。
| タックル::ロッド | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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みなさんロッドのガイドの素材、SICとゴールドサーメットの違いってご存知ですか?。どちらも富士工業の製品です。
ゴールドサーメットは今でこそ重いだのPEラインを使うと溝が入りやすいだのといったデメリットのみが取り沙汰されていますが、昔(デストロイヤが発売される前)は高級機にはゴールドサーメット、普及機にはSICが使われていました。 しかしメガバスがSIC+チタンフットの軽さを取り上げ、デストロイヤに搭載したことでポリシーを持たないメーカはこぞってSICになりました。さすがにトップのみゴールドサーメットという特殊なセッティングをあからさまに真似るメーカはありませんが、コスト的にも安く上がるので喜んでSICを使っているのではないでしょうか。 ゴールドサーメットとSICは何が違うのでしょうか?。 私が知っている範囲で性能を比較すると以下のようになります。 ●放熱性能 ラインとの摩擦熱を放熱する性能はゴールドサーメットの方が上です。確かSICの4倍だったと思います。ガイドとの摩擦熱でラインブレイクするようなことはよほど細いラインを使わない限り、ないことでしょうがラインの寿命に関係するかもしれません。まあSICクラスで十分といえばそれまででしょうけど。 ●硬さ 素材自体の硬さはSICの方が硬いです。ただ硬ければ良いと言うわけではありません。硬いと割れやすいということ、柔らかいとPEや傷入りフロロとの摩擦で溝が入ってしまうことがあり、一長一短です。 私は割れたことも溝が入ったこともありませんが...。 ●軽さ 冒頭で書いた通り、軽さはSICの方が上です。どのくらい違うかは...メガバスのカタログを参照してください。確か実測データが載っていたと思います。これについては体感できる違いがあります。 ●ラインのスベリ ラインのスベリはゴールドサーメットの方が上です。数値的にどのくらい違うかは知りませんが、その違いは体感できます。ただナイロンラインとフロロラインの違い(ナイロンの方がスベリが良いのでキャスト時にスムーズ)ほどはありません。 ●値段 ゴールドサーメットの方が高いです。具体的な金額は富士工業のHPに掲載されていますが、2倍くらいの金額です。このことから同価格帯のロッドでガイドが違った場合、ブランクやその他のパーツにシワ寄せがいくことは間違いないでしょう(利益率などメーカの体質も関係あるとは思いますが)。 上記のような性能を考慮した最適なガイドセッティングとはどのようなものなのでしょうか?。これは個人の好みによって変わってくると思います。 単純にSICかゴールドサーメットかといったことであれば、飛ばし屋さんなどのキャスト重視派はゴールドサーメットの方が良いでしょうし、ロッドの軽さ優先の操作性重視派はSICの方が良いでしょう。 ただもう少し深く適材適所を考えてみるとどうでしょう。 デストロイヤはトップのみゴールドサーメットを使っていますが、トップはスナップやルアーと接触することが多く、割れないようにするというのがそのタテマエだったと記憶しています。それは正しいのでしょうか?。 私的には重さが気になるティップ部こそ軽いSICを使い、ラインが暴れるバット部はラインのスベリを考えてゴールドサーメットを使うべきではないかと考えます。具体的にはLSG(ティップ部に使われる足の低いガイド)をSICにLNSG(バット部の2本足ガイド)、UNSG(ロッドによってLSGとLNSGの間に使われることがある1本足のガイド)、YSG(スピニングのバット部用ガイド)をゴールドサーメットにしたら良いと思います。 このセッティングがデザイン的に許されるかはわかりませんが、性能だけを考えればこのように思う人も多いのではないでしょうか?。 ですから私にはメガバスが性能最優先で採用したガイドセッティングではなく、実際にはコストを抑えるためにSICをメインに使っているよう思えるのですが、如何でしょうか?。ただそれも正解の一つでしょうけどね。 話が少し逸れましたがみなさんもロッドを購入するとき、ガイドについても思いを巡らすと、またロッド選択が楽しく(辛く?)なりますので是非!。
| タックル::ロッド | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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今回はちょっと変わったコラムです。
実は先日の釣行でフックをマイボディに刺してしまいました。もちろんカエシまで。 私の釣り暦はかなり長いと何度も書いていますが、その長い釣り暦で初めての経験です。今まで自分の周りでは何回かその出来事に遭遇しました。また私自身も友人のキャスト時にルアーを首に当てられたり、帽子を釣られたり危ないことは何度もありましたが、今回はじめて最後の一線(カエシ)を越えました。 ミスキャストで陸上の木にプレデターが引っかかってしまい、あおっていると飛んできて私の膝の内側に見事にフッキングしました。 私は以前から「刺さったら貫通させてカエシまでをペンチで切って抜けば良いじゃん」と安直に思っていたので、それを実行に移そうとしましたが、意外にも人間の皮膚は硬いじゃありませんか。かなり力を込めますが中々刺さっていきません。逆に抜き取ろうと思ってバスの口からフックを抜くように抜こうとしても、全く動きません。 不思議と痛みはあまりないのですが、血はダラダラ出てきます。 「病院行き?」と思いつつ、もう一度貫通させようと力を込めると少しづつ刺さっていきました。ちょっとフックポイントが皮膚から出たので爪で皮膚を押し下げ、何とかカエシが出たのでペンチでカットして抜くことに成功しました。 消毒手段もなかったので唾をつけておきましたが、今のところ痛みはなく、膿んでいる様子もないのでほっといてますが、昔、破傷風になりかけたことがあるので少し心配です。 今回、ペンチがなかったらそのままで帰宅しなければならなかったと思うと恐ろしい限りです。できれば露出部がないようにするのがベストですが、暑い夏にそれは無理ですので、みなさんも常に細心の注意と事前準備をておきましょう。 また陸上に引っかかってロッドをあおるときは必ずルアーと自分の体のX軸をずらしてあおりましょう。 今回は膝の内側の皮膚と並行に刺さり、刺さり所、刺さり方が良かったですが、外しにくい場所や皮膚と垂直に刺さったりしたら、自分では外せないでしょう。 人間の皮膚は思ったよりずっと硬く、まるでポーク(ブタ革)のようなので簡単には外せません。私自身、かなりなめていたところがありましたが、今回のことで真面目にバーブレスを検討したくなりました。 以上、経験者からの忠告でした。
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