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ターンオーバ対策は?
秋も深まり、ようやく朝晩の肌寒さを感じるようになってきて、全国的にもターンオーバの季節を迎えているのではないでしょうか?。ターンオーバといって釣れない言い訳に使ってしまいがちですが、釣りを制限される一因になることは間違いないでしょう。ターンオーバは各種メディアでこれでもかというほど取り上げられていて皆さんご存知だと思いますのでそのシステムについては解説しませんが、皆さんはどのようにターンオーバのエリアを見分け、どう対処していますか?。

まず見分け方ですが、
湖により見分け方は違うでしょうね。私が都田でターンオーバかどうか判断する基準は水に粉を吹いたようなつぶつぶがあるかどうかで判断します。良く言われている竿で水をかき回して泡が消えるかどうかで判断すると、今年の都田の場合、年中ターンオーバということになってします。泡が云々というのは単に水の良し悪しを判断する基準にしているだけです。ちなみに釣行記中の水の良し悪しの記述は泡が云々で判断して書いています。

次に対処方法ですが
ターンオーバのときはリアクションの釣りと良く言われますが、私はまだそのレベルにないので食い気のあるバスを探します。水の良い、条件のいいエリアをまず釣っていきます。実際、レギュラーサイズはそういうところで釣れますからね。でも中にはターンオーバに入りたてのバスでもリアクションで食わせることができる方もいらっしゃるでしょう(クランク・スピナベ=リアクションではないですよ)。そういう方はターンオーバ関係なしに釣ってきそうですね。
ですが私を含めた一般バス釣り師の大部分の方はターンオーバのエリアを無条件に避けて通っているのが普通だと思います。それはそれで正解だと思いますが、ちょっともったいないですね。

ターンオーバ=低活性と無条件にいわれますが、ターンオーバによって何が魚の活性に影響を与えるのでしょうか?。私はペーハーの急激な変化だと考えています。
ペーハーとは酸性、中性、アルカリ性を数値化したもので中性がpH7.0です。それより低いと酸性、高いとアルカリ性ということになります。
湖底の死水はプランクトンの死骸などが溜まっているらしいので酸性です。表層の水は基本的に中性です。
魚に最適なペーハー値は魚種により異なりますが、どの魚でも共通していえることは急激な変化には弱いということです。私が飼っている熱帯魚(肉食古代魚)は比較的生存可能なペーハーの範囲が広いのですが、それでもアクアリスト初心者のころは餌の入れ過ぎや換水などで何度か急激にペーハーを変化させて殺してしまったことがあるくらい魚にとって最悪です。
水槽と湖では水量が違うので変化の幅も水槽ほど急激にはならないため、ターンオーバで死に至ることはないでしょうが、餌の食いは間違いなく悪くなります。

魚は餌を食わなくても平気で何ヶ月も生きられますので(幼魚はそうはいきませんが)、「ターンオーバだからといって魚も餌を食べなきゃ死んでしまうから、食べるだろう」と考えるのは間違いです。ターンオーバが起こると餌を食わないのが普通です。
また、ターンオーバになると水のいいエリアに避難することも私はないと思っています。
今まで生きてきて安全であった自分のテリトリーを後にして未開の地へ行くよりも、水が悪くなっても自分のテリトリーでより水が安定しているところ(ウィードや涌き水など)やストラクチャの中でじっと耐えていると考えています。

ただそこの場所で水が良くなるまで餌を食べないわけではありません。その水に慣れてくれば食べます。
ですからターンオーバの中を釣る場合は単純に水だけを見て、ターンオーバだから食わないという判断ではなく、ターンオーバが「起こりたてだから食わない」とか「起こって1週間経ったから水に慣れてきてそろそろ食うだろう」とか判断する必要があります。
この時期、水が悪いとターンオーバだといって誰しもそういうエリアは敬遠するので、水が悪くても水が悪くなって日が経つエリアはプレッシャーも低く、普通にクランクを通すだけで食ってくることがあります(数は出ませんが)。事実、そういうところで釣れてくるバスはしばらく餌を食っていないためか腹がペシャンコなことが多いです。

それでは毎週通ってないとターンオーバ入りたてかどうか判断できないと思われるかもしれませんが、やはり水は徐々に回復していきますので竿で水をかき回したときにできる泡でだいたい見分けられます。ターンオーバに入りたてのところは大きな泡も小さな泡も消えません。ターンオーバに入ってしばらく経つところは大きな泡は消え、小さな泡のみが残ります。毎週通って判断するのと比べると多少正確性には欠けますが、闇雲にターンオーバのエリアを流すよりは効率的です。

ということで皆さんも水の良いエリアで釣りをして釣りきったときやそこがだめだったときなど、万策尽きたときに一度試してみては如何でしょうか?。普段はうれしさ半減の腹がペシャンコなバスも狙って釣ればうれしいものですよ。



| ノウハウ | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
釣れるワームとして有名なゲーリーワーム。
はっきり言ってハズレがありません。発売される全てのワームが釣れます。何故でしょうか?。
よく言われていることですが私も素材にその秘密があると思います。
またよく釣れることと同時にちぎれ易いという性格もあります。あれだけ塩が入っていたら仕方ないですね。

よく釣れ、よく消耗するため、よく売れる。更に日本では値段が高いです。儲けてますねえ。

さて前置きはそれくらいにして本題です。
そもそもプラグ以上に豊富にあるワームのカラーチャートの中で一際たくさんあるゲーリーワームのカラーチャートですが、パッケージには3桁のカラーコードで記されています。最近はカラー名称も一緒に記してあるものもありますが、ものによってはスモークペッパーとか通称で書かれているものもあり、初心者の方には分かりにくいと思います。

また、全てのワームが同じカラーチャートではなく、今持っているグラブと同じカラーのカットテールが欲しいと思って一生懸命探してもカットテールには存在しないカラーかもしれません。

そこで、ご存知の方も多いとは思いますが、これらのカラーコードの説明や、ワーム種毎のカラーチャートを知る方法を紹介します。

ゲーリーヤマモトのオフィシャルサイトにこれらの情報があります。

メインページからいくつかカテゴリに別れていますが、カラーコードの説明は[ColorChart]に、ワーム種毎のカラーチャートは[OnlineStore - SoftPlastics]にあります。
ただ残念ながらスモークプローブルーなどのジャパンスペシャルカラーについては掲載されていません。



| 情報 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
釣り場のゴミ問題
最近、都田川ダムのオカッパリポイントでゴミが異様に増えているそうです。

私もそれほど人にとやかく言えるほどの活動はしていませんが、最低限、自分のゴミは持ち帰るようにしています。ルアーをロストしたら、最低その分は目に付くラインなりゴミなりを回収するようにして、釣り場のゴミを増やさないよう心がけています。また都田川ダムには水鳥もいますのでラインはできるだけ回収するようにしています。

ゴミ問題は人にいわれてどうこうするようなことではないと思いますが、少しでもきれいな釣り場で快適にいつまでも楽しく釣りを続けていくために、ゴミを増やして帰ってくるようなことは釣り師としてしたくないですよね。



| 問題/提案 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
最近、希に見る激釣ルアー「プレデター」ですが、私の通うリザーバでは何故かオオアユが激釣です。
ゴーストゴールド、パープルウィニーといった他の釣れそうなカラーとローテーションしていくと明らかに差が出ます。何故でしょうか?。
プレデター以外のルアーにおいても激釣カラーはあります。
それはキンクロです。特にクランクベイトで差が出ます。

この2つのカラーに共通していることは何だろうかと考えてみると、背中、ボディ、腹が別々の色構成になっていることに気づきました。それも背中色は視認性が低くく、腹色は視認性が高いということも共通点です。

まず、背中色の視認性が低いということ。
このことが何を意味しているかというとリトリーブ時のシルエットを小さく見せることができるという効果があります。比較的大きなクランクベイトにクランクベイトの倍ほどの小さなバスがバイトしてくることがあるのもこのことが原因ではないでしょうか。

次に腹色の視認性が高いということ。
これはヒラウチ時のトーン変化でバイトを誘発する効果があります。これは良く言われていることですね。ダイワの宮本プロはゴーストアユの腹を赤く塗って使っているようです。

ボディ色はベイトフィッシュの色に合わせたり、水の色に馴染みやすい色が良いと思います。私の通うリザーバでは例年では見られないほどのオイカワの群れが見られました。このためオオアユが激釣になったのではないかと考えています(パープル系、ブルー系が良かった)。

ということから考えると背中色は水の色に合わせて緑系や茶系、黒といったものが良く、腹色は赤やオレンジといったアピール系から、小魚の腹色である白といったカラーが有効ではないでしょうか。そしてボディ色は水やストラクチャを写すクローム系(金、銀)、ゴースト、透明、ベイトフィッシュ色などが良いのではないでしょうか?。

キンクロでもカスミタイガーでも釣果に差が出ないのも、そういうことかも知れません。

このように考えると皆さんのボックスにあるルアーのカラーもある程度、系統立てて考えることができ、効率的なカラーローテーションができるのではないでしょうか?。



| タックル::ルアー | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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