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つり博に行ってタックルを触っているうちに感じたことなんですが「今の流れで本当にいいの?」と思いました。
今年はあまり興味のあるものがなかったのでそんなにたくさんのタックルを触ったわけではありませんが、ロッドはどのメーカのものでも金太郎飴のように(全部同じように)軽くて高感度です。一昔前の竿を使っている人が触ったらカルチャーショックでしょう。
ただ目をつぶって各社のロッドを振って違いがわかる人は少ないと思います。そんなに差はないのに一部のメーカに人気が集中したりするのはデザインとかありますから良いと思いますが、どのメーカも高弾性素材に走っているっというのは問題だと思います。
高弾性素材のメリット・デメリットについては以前もコラムで書きました。投げにくいというのはまあ我慢できますが、折れやすいってのは許せません。初期不良率も高いでしょうし、ヘタリも早いです。高い金払っても長く使えません。中古なんて...言うに及ばずですね。

リールについてもそうです。
軽くするために錆に弱いマグネシウムを使い、軽さを維持して安くするためには樹脂まで使います。ダイワのフラッグシップモデルTD−Zの金属部分はマグネシウムですがベイトに至っては樹脂が使われています(スピニングは知りません)。TD−Zの廉価版スピニングリールであるイグニスのスプールは樹脂だし...

いくら質感ではシマノにかなわないからといってやりすぎだと感じるのは私だけではないでしょう。そのシマノも例外ではなくマグネシウムのモデルが多くラインナップしてきました。釣り道具が錆に弱いってどういうことでしょう。バス釣りでは海水は無縁だと考える人も多いでしょうが、流れ出しが海とつながっているようなところは濃度の違いこそあれ汽水です。ボラが泳いでいるところはまず汽水でしょう。そんなところではルアーのフックも錆びやすいです。
それにバスの血やヌメリが直接マグネシウムについたら...ボディまで達するような傷をつけなければ良いのでしょうが、そんなに気を使っていられないでしょう。あくまで道具なんですから(されど道具なんですけど)。

正直なところ今は本当に「これだ!」という道具がないです。この軽量化の流れが早く収まらないかと思っているのですが、なかなか収まりませんね。別の方向へ開発のベクトルを向けて欲しいですよ。「釣れる道具」へ向けて。
釣れる道具ってなんでしょうか。私はトータルバランスだと思います。

ロッドについては投げやすくするためにはブランクの重量もある程度必要ですし、感度を良くするには軽量ガイドを使ったニューガイドコンセプト、メタルコネクタ、コルクグリップなどもあるでしょう。適度なバランスでロッドを組み上げることが大事なのではないでしょうか。まあ理想はともかく今はベクトルがズレていることは間違いないと思います。
こう書くと「ロードランナーのこと言ってるの?」と思われるかもしれませんが、ある意味そうかもしれません。ロードランナーについてはベクトルは理想に近い方向を向いていると思います。ただ不十分です。ロードランナーの方向性で各社がシノギを削ってくれたらもっといい道具ができるのではないかと思います。
ちなみにロードランナーは無駄があると思います(飾り巻きや分厚いコーディングなど)。

リールについては剛性の高い金属のマシンカットワンピースボディやギアの精度もあまり取りざたされませんが重要です。軽さと飛距離(スプール回転)だけではありません。

リールもロッドもある程度質感を残さなければだめだと思います。愛着を持って長く使いたいからこそ高いものを買うのであって、その辺がどうでもよければ安物でも必要十分の性能は満足していますから。
今の流れは「軽くするためには何だってあり」で、折れやすいロッドでも樹脂のリールでもなんでもいいとさえ感じられます。

ただトータルバランスを追求した道具は現状では売れないのかもしれません。軽いことや感度がいいことはショップで触るだけでわかりますし、使っていても魚が釣れなくてもその違いを感じつづけることができます。ですがトータルバランスの良し悪しを感じることは難しいと思います。やはりカリスマ性を持った有名プロや某カリスマデザイナーがベクトルを正さないと商売としては難しいのかなとは思いますが...我々ユーザがメディアに踊らされることなく良い道具を見極められるようにならなければなりませんね。

P.S.
誤解のないように補足しますがメリットデメリットがわかっていて軽い道具を選択することは決して間違いではありませんし、否定もしません。私が言いたいのはほぼ全てのメーカが右へ習えのこの現状とメーカにそれをさせている我々ユーザに問題があるのではないかということです。



| 情報 | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
引き物系をカケるとは
よく引き物系はグラスロッドが良いと言われています。
引き物系は常にロッドにテンションがかかっている状態でバスがバイトしてくるので、バイトをはじかないようにというのがその理由です。
またそれとは逆に「引き物系でバイトをノせるのではなくカケる」とかそういうロッドだという広告も目にしたりします。
「どっちが本当なの?」と思ったことありませんか?。私は昔からクランクベイトが好きで非常に良く使うので、自分の中でどっちが本当か結論が出ています。ズバリ、私の中では前者が正解です。

バスはバイトするとき口を開けて泳いできてルアーが口に入ったら口を閉じるようなそんなことはありません。もしバスがそういうバイトをするのであれば後者が正解といえるかもしれませんが、バスはルアーが口先にきたら吸い込むようにバイトします。これは間違いありません。バスに限らず全ての魚が吸い込むといっても過言ではないでしょう。

この吸い込むときに抵抗があるのとないのではどちらが吸い込みやすいか言うまでもありません。抵抗の有無はもちろんロッドやラインが生み出します。硬いロッドや伸びのないラインはバスがルアーを吸い込むときに口の中への入り難さにつながります。バス側も活性によって吸い込むパワーが違ったり、吸い込み方が違ったり、吸い込むまでの勢いが違ったりするでしょう。吸い込むパワーや吸い込むまでの勢いが弱かったりするときは間違いなく柔らかいロッド、伸びのあるラインの方が釣れる数が違ってきます。

低活性時で硬いロッドの場合、吸い込んだときに口に触れただけとか、ルアーのバイブレーションが一瞬消えるだけとかバイトには表れるかもしれませんが、それをカケることは絶対にできません。それはバイトを感じたときにはもうルアーはバスの口の中にないからです。

巻き物でショートバイトをノせたという人はそう思い込んでいるだけで、実際は高活性でバイト後にバスがルアーの引かれる方向と同じ方向に泳いでいるに過ぎません。それをバスが反転する前に気づいただけのことだと思います。

ではどのようなロッドが良いかということになりますが、カーボンがだめでグラスが良いといった単純なものではありません。ルアーのサイズや引き抵抗、ラインとの組み合わせで良くもなり悪くもなります。私が今まで使った感じではフロロラインとの組み合わせではディープクランクの場合はメガバスのTシリーズは良かったですTXシリーズではちょっと厳しいですね(使っているときは良いと思ってました)。小型プラグの場合はF4-63Xは良かったですがF3-61Xはだめです。巻き物を普通に引いている状態から如何にソフトにそれ以上ティップが入るかが問題となります。

ただこれは私が思っていること感じていることであって万人に当てはまる正解ではないかもしれません。ただ私は引き物系が好きなだけに引き物系が今一釣れないと思っている方に、シーズンを通して低弾性の柔らかいロッドを使ってみることをお勧めします。硬いロッドで釣れていない時も柔らかいロッドで釣れている時も使っているときはバイトの感じ方とかのりの良さを目に見えて感じることはないと思いますが、後で振り返るとシーズンを通しての釣果が違っていて「あ、やっぱり硬いロッドはだめだったんだな。」と気づくときがありますよ。



| タックル::ロッド | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
釣れるルアーとは
バス釣りにおいて釣れないルアーはありません。極端な話、木片にフックをつけて水面でチョコチョコやってるだけで季節によっては釣れてしまうでしょう。
かといって全てが同じではありません。釣れないルアーはないかもしれませんが、よく釣れるルアーは間違いなく存在します。そこで釣れるルアーとは何かを考えてみると私は以下の2種類があると思います。

●釣れる要素を持っているルアー
●使いやすいルアーです。

まず1つ目の釣れる要素を持つルアーというのは釣れる水ヨレを発生するルアーであったり、障害物に当てたときにヒラを打つルアーであったり、バスの本能を刺激する動きを出すルアーです。まあこれはまあ当たり前ですね。これは釣れると言われているルアーの開発経緯をメディアなど見聞きする範囲では偶然の産物のようですね。加藤誠司氏も書籍でそう語っています。

そして2つ目の使いやすいルアーというのはよく飛んで他のルアーの攻めれない場所を狙えたり、障害物回避性能が高かったり、釣れそうに思えるルックスで長く丁寧に使いつづけられたり、2次的要素で釣れるルアーになりうるルアーです。本来、釣れるルアーではなくても釣れる確立を高くする2次的要素があるため結果的に釣れることになるというわけです。

この2つをみると「前者が釣れるルアーだろ!」といわれそうですが、そうとも言い切れません。というのも使いにくいルアーは使われにくいのではないかと思うからです。使いにくいルアーをみなさん使います?。釣れるといわれている往年の名作、シャドラップなどのラパラをボックスに入れてますか?。「あんな飛ばないもの使えないっつうの」とかいって使っていない方も多いのではないでしょうか?。
ですから如何に釣れるルアーといえど使ってもらえなければ釣れるルアーにはなりえません。逆に頻繁に使ってもらえさえすればあまり釣れないルアーも釣れるルアーになり得るということです。
最近の国産ルアーはまず後者は必ずクリアしています。そして前者については開発者の方のイメージ通りの動きをするように作られ、あとは釣れるルアーになることを祈るだけでしょう。

ただしルアーの性質によって前者と後者の重要度の比率は変わります。
特に重心移動など内部構造の違いで飛距離にあまり差も出ず、設計により障害物回避性能がそれ程変化しない、泳ぎで全てを判断されるようなバイブレーションやスピナベは前者の違いが他のルアーと比較して格段に重要視されます。
この2つは釣れると評判になっているものの中で自分のフィーリングに合うものを使うと良いでしょう。

という訳ですが、人気のメガバスについては後者をほぼ100点満点でクリアしているものがほとんどでしょう。その中で前者をクリアしているものが一部にあるというくらいではないでしょうか。私が実感しているものはX70とVIBRATION-X[BAF]の2つですね。みなさんはどうでしょうか?。



| タックル::ルアー | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
みなさんはどんなラインを使ってますか?。ラインの素材、太さ、色についてこだわりはありますか?。
私は今現在は基本的には全てフロロです。トップ用のみナイロンを使っています。カラーは目立たないものなら何でも良いですが基本的には透明を使ってます。
こだわりはナイロンに比べてワンランク細い物を使えるということ、水の比重に近くアンダーウォータの釣りの使い勝手から素材はフロロ、カラーは無難な透明を使っています。色については安いフロロが透明なだけで黄色とかの目立つ色でなければ何でも良いと思っています(黄色でも関係ないとの説もありますが私自身が釣れる気がしないというメンタル面を考慮して使ってません)。

ですが最近、フロロのデメリットを感じ始めています。
私が感じているデメリットですが2つあります。

まず一つは魚への気づかれ易さです。一般的にはフロロは屈折率が水に近いため目立たないと言われています。私的にはナイロンと見比べてそんなに違うとは感じないので視認性については何とも言えませんが、どちらにしても魚からはどちらも見えていると思います。ギルと戯れている時、フロロを使っていてもギルがラインをついばんだりしますからね。
それよりも素材の硬いフロロが水を動かす波動がナイロンのそれより大きいのではないかと思うのです。視覚ではフロロの方が目立たないのかもしれませんが、結局バスに気づかれやすいのはフロロの方ではないかと思います。
ただこの点についてはフロロの方がワンランク細くものを使えるのでその場合はデメリットにならないかもしれません。

ただ、もう一点は最近かなり気になっています。それは音です。
ディープクランクを引いていて半根がかり状態を煽った時やハングオフをした時、ジャークベイトを激しくジャークしている時などにガイドとラインが擦れる音や弛んだラインを急激に張る音が空気中の私の耳にも聞こえる程しますが、水中では結構な音が響いているのではないかと思うのです。

こんなことを考えるきっかけになったのはスピニングで今現在メインで使用中のフロロ5ポンドを常用する前まで使っていたグリーンのナイロン8ポンドのことをふと思い出したことでした。今思うとスピニングには太い部類の8ポンドを使っていたにもかかわらず今よりもっと釣っていました。
そして裏磐梯でのスモール釣りにおいてもナイロンラインを巻いている妻のバイブにはヒットしたバスもフロロを巻いている私のハードルアーには2度追ってきたのですが2度とも追ってくるだけでバイトに到りませんでした。その後、ワームで2匹釣りましたがそのラインはナイロンでした。

もちろん上記は偶然や気のせいかもしれません。
最近、意図的に一部でナイロンラインを使うようにしているのですが、この疑問の回答はまだ確信に変わっていません。確信が持て次第、また報告したいと思います。



| タックル::ライン | 12:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
最近スモールマウスバスにはまり気味です。
まだ3回の釣行で2匹を2回ボーズを1回の計4匹の釣果で、しかもサイズは最大でも33cmと言うまだまだ序の口状態ですが、まだスモールを釣ったことがない方への紹介と言うことで私のスモールの印象をお話します。

まずかなり有名なのがスモールはラージと比較して良く引くと言われていますが、実際はどうかと言うこと。これはもちろん事実です。ただ小さいサイズだとあまり差は出ません。33cmを釣ったときは「これは引く!」と感じました。ファイト的にも違いがあり、ラージはジャンプするほど上に上がってきますが、スモールは下へ下へです。ですからジャンプ一発バラされたと言うのが今のところありません。ジャンプ自体がないですから。

次にあたりです。ワームのあたりは今のところラージと変わらないと思っていますが、引き物は違います。初めてスモールを釣ったとき私はワームで嫁がハードルアーでした。妻曰く「合わせる間もなく釣れていた」といわれ何のことか?でしたが、自分でもバイブで釣ってなるほどと思いました。スモールはラージと比べて俊敏なため、あたりに気づいてから合わせるまでの間にかなり走っていて合わせようと思ったときにはもうロッドにバスの重みが乗っている状態になっています。最初のアワセが追いアワセのような感覚になってしまいます。

そしてあまり語られていない口のサイズ。バスは口に入らないものにバイトすることもありますが普通の活性では口に入るサイズの方が反応が良いです。ですのでどのくらいのサイズのルアーを使えば良いかと言う目安になればと思うので書きます。私が今のところ釣った魚には大きいのもいませんが、豆もいません(28cm〜33cm)。この位のサイズの魚では口はかなり小さいです。1匹だけフック飲まれてしまったのですがオエオエ棒(飲まれたフックを外すもの)が使えないくらい小さいです。ルアーのサイズ的にはTDバイブの小さい方でやっとと言う感じです。はじめてのときは比較的大きいものも使っていましたが、釣り場のアベレージサイズを考えるとTDバイブの小さい方くらいを基準にした方が無難です。メガバスで言うとDEEP-XやX80クラスは結構厳しいかも...。

それからフック。プラグに関してですが口が小さい分スレがかりも多くなるのでスパスパに研いでおくと言うより、とにかくできるだけ細軸のものを使用した方が良いと思います。

そしてなんといっても魚体の綺麗さ、かっこ良さ。ラージと比べてヒレが大きく厚いため傷がつきにくいのか、今のところ釣った魚はヒレがピンピンの魚ばかりです。そして色も濃く柄が虎柄でなんといってもかっこいいです。

みなさんも機会がったらチャレンジしてみてください。ラージと違った面白みがあり、ラージに慣れていると結構刺激的ですよ。



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